天井裏のカサカサ音はネズミか。音とフンで見分けて、自分で追い出すか業者に頼むか
著者:現場のプロ編集部(配管・内装・害獣駆除の現場で働く人たち)公開日:最終更新日:
天井裏や壁の中でネズミの気配がする時は、まず追い出してから、入口を全部ふさぐのが基本です。入口を開けたまま捕まえる道具や毒餌を使っても、外から別のネズミが入り続けるので、根本の解決になりません。
まず原因を見分ける
天井裏の物音は、ネズミ以外の動物の事もあります。音、フン、かじり跡で見分けます。
- 音:ネズミは夜に、小刻みで速い足音がします。壁の中でかじる音がする事もあります。ハクビシンやイタチは体が重く、大きな足音です。
- フン:クマネズミのフンは長さ5〜10ミリほどで細長く、通り道に散らばります。ドブネズミのフンは10〜15ミリほどで太めです。ハクビシンのフンは大きく、一か所にたまります(目安)。
- かじり跡と汚れ:柱の角、ボード、電線をかじります。体の油とほこりで、壁の隅や配管のまわりに黒い汚れが残ります。
自分でやるなら、この道具
追い出しと入口ふさぎを、組で行います。
- 燻煙式のネズミ忌避剤(リンク準備中):天井裏に煙を行き渡らせて、外へ追い出します。
- ネズミ用の粘着シート(リンク準備中):残ったネズミを捕まえる粘着シートです。
- 防鼠用の金網(ステンレス)(リンク準備中):通気口などの穴をふさぐ金属の網です。
- 防鼠パテ(隙間埋め)(リンク準備中):配管のまわりの隙間を埋めるパテです。
手順です。
- 入口と通り道を探します。配管のまわり、通気口、エアコンの配管穴を見ます。
- 燻煙式の忌避剤で、外へ追い出します。
- 通り道に粘着シートを隙間なく並べます。
- 外の穴を、金網とパテで全部ふさぎます。1センチほどの隙間からも入る事があります(要確認)。
- フンを取り除き、消毒します。マスクと手袋を使います。
注意です。毒餌(殺鼠剤)は、子どもやペットが口にしない場所に置きます。壁の中で死ぬと取り出せず、臭いやハエの原因になります。高い所の作業や、かじられた電線の修理は危ないので、業者に頼みます。
頼むなら、ここ
業者に頼むのは、こんな時です。
- 忌避剤を使っても音が止まらない。
- 入口が高い所にあり、自分で作業するのが危ない。
- 天井裏にフンが多く、臭いやダニが出ている。
- 電線がかじられていて、火事が心配。
見積もりでは、次を見ます。
- 調べた時の写真を見せて、入口を説明してくれるか。
- 追い出しだけでなく、入口ふさぎまで入っているか。
- 清掃と消毒が見積もりに書いてあるか。
- また入られた時の保証があるか。期間と条件は何か。
- 追加料金がかかる条件が書いてあるか。
費用は、部分的な追い出しと穴ふさぎで3万〜5万円ほど、一軒家全体で10万〜30万円ほどが一つの目安です。断熱材の入れ替えまで入るとさらに高くなります(目安・記事作成時点・要確認)。
頼み先:ハウスプロテクト(再発防止に力を入れた害獣駆除)[広告]
現場の一言
入口を先にふさぐと、ネズミが部屋の中へ逃げたり、壁の中で死んで臭いが出たりします。追い出しが先、ふさぐのは後。この順番を守ります。
価格は記事作成時点のものです。最新の価格は各販売ページで確かめてください。
よくある質問
天井裏の音だけでネズミと決められますか
音だけでは決められません。フンの形やかじり跡、壁の隅の黒い汚れも合わせて見ます。
自分で駆除する時、いちばん大事な作業は何ですか
追い出した後に、外からの入口を全部ふさぐ事です。入口が開いたままだと、別のネズミが入ってきます。
業者に頼むと、いくらくらいですか
一軒家全体で10万〜30万円ほどが一つの目安ですが、被害の広さで大きく変わります(目安・記事作成時点・要確認)。